昭和人の恋ものがたり

団塊世代の、じじいの妄想話です。

2026-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ポエム ~おまけ編~ (そして湖に)

ランキング参加中 はてな文芸部 湖にひとり立つ若人の姿。(湖=うみ)物悲しく、淋しく……夕陽に映える湖水の水面。(水面=おもて)泣きゆく雁の姿を映す。はるかな沖に浮かぶただひとりの面影。偲びては泣き泣いては偲ぶ。 湖畔の小屋で逢ひし日より胸の痛…

[ヒトリゴト]今晩のおかず 

今晩のおかず、美味しかったです。昨夜、いつものように二食分作りました。面倒なので、二日分を作っています。 息子の大好物、中華の青椒肉絲です。ピーマンを入れるだけの、あれ、あれですよ。ま、postman の場合は、野菜を摂るために他のものもたっぷり入…

奇天烈 ~蒼い殺意~ 蒼い殺意(六)

ランキング参加中はてな文芸部 彼の観念の世界をほろぼした己にはげしい自己嫌悪を感じ、罪悪感にさいまれた。女学生の肌のぬくもりが、彼のからだに強くのこる。しかしそれを意識するたびに、彼のいらだちは増した。 「偽善者だ! ピエロだ!」 彼は、彼自…

[淫(あふれる想い)] 舟のない港 (七十四)男は、ベッドの端にすわる娘に

男は、ベッドの端にすわる娘ににじり寄った。 娘のからだが強ばっていくのを、男は見てとった。 躊躇する気持ちがわきはしたが、もう男の欲情は歩みをとめることを許さなかった。

[ライフ!]金魚の恋(二十一)文通なんてのは、手紙だけにしなくちゃ

ランキング参加中はてな文芸部 見た目はきれいな……金魚、の恋。 ~~~~~~~~~~~~~~~「文通なんてのは、手紙だけにしなくちゃ」 ラジオから流れてきたことば。つづけて、「現実じゃないんだ。手紙のなかで築いた信頼関係は、現実社会では築けない…

[愛の横顔]アイ・アム・アイアンマン(四十三)

そして、今日。「異変を感じたら、必ず来てください。状態が改善されても、自己判断はだめですよ」 退院時に、医師から告げられた言葉が頭の中で反芻している。病院の入り口で、一瞬身構えた。総合受付というカウンターの中に、女性二人が座っている。その二…

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空:第三部~

「タケシ、タケシ」 遠くに聞こえていた声が、次第に武士の耳にはっきり届いてきた。「ほら、お水よ。冷たいお水よ」 武士の口に冷たい水が注ぎこまれた。柔らかく暖かい、ふわりとしたものが口に触れられる。そして、喉に冷たい水とともに熱い息吹が注ぎ込…

[ヒトリゴト]涙腺が……

涙腺がゆるくなってます。 今日、愛知駅伝をやってました。何気なくつけたテレビで放映中、見入ってしまいました。小中高と、40才代でタスキをつないで走ってました。 1区は女子中学生のrun。みんな一生懸命に走ってます。先頭の競り合いは、拳を握りま…

奇天烈 ~蒼い殺意~ 蒼い殺意(五)

ランキング参加中はてな文芸部 “お願いだからやめて!こんなことで嫌いになりたくない!” 涙があふれ出てきた。 “お母さん、助けて!こんなつもりじゃなかったの、こんな彼じゃないはずなの。お母さん、お母さん、助けて!” 悔やんでも悔やみきれない思いの…

[淫(あふれる想い)] 舟のない港 (七十三)朝、どことて行く当てのない男は、

朝、どことて行く当てのない男は、ホテル近くの喫茶店にはいった。 ほとん満席の状態で、男はやむなくカウンターに座った。

[ライフ!]金魚の恋(二十)翌日は雨だった、tomkoの涙雨?

ランキング参加中はてな文芸部 見た目はきれいな……金魚、の恋。~~~~~~~~~~~~~~~ 翌日は雨だった、tomkoの涙雨? 。 君が降らせた雨ですか? と、口にはださずに聞いていた。今日は白虎隊のお墓だ。ガイドさんが、一所懸命説明してくれて…

ポエム おまけ編(ああああ……)

ランキング参加中はてな文芸部 こぼれた涙のしずくだけあなたに呪いをかけましょうか わらの人形を手に持って丑三つ刻に裏山へ行きましょうか 冥府の樹木に縛りつけ五寸釘を打ちましょうか 雲間に隠れていた月がいま あらわれました 水たまりの中で 見つけた…

湖(うみ)に

ランキング参加中はてな文芸部 湖にひとり立つ若人の姿。物悲しく、淋しく……夕陽に映える湖水のおもて。泣きゆく雁の姿を映す。はるかな沖に浮かぶただひとりの面影。偲びては泣き泣いては偲ぶ。 湖畔の小屋で逢ひし日より胸の痛みは始まりき。君、りんどう…

奇天烈 ~蒼い殺意~ 蒼い殺意(四)

ランキング参加中はてな文芸部 女学生も、 「そうねえ、変わってるわね」と、応じてはいた。しかし心底では、“彼の本質が見えてないのよ、貴女たちには”と、なかば馬鹿にしていた。 “彼のセッ〇ス恐怖症を、あたしが治してあげる。そう、軌道修正してあげる…

[淫(あふれる想い)] 舟のない港(七十二)男は、麗子にいどんだ。

男は、麗子にいどんだ。 男のできうる限りを尽くした。 ミドリに対しては、怒りの行為だった。

[ライフ!]金魚の恋 (十九)とつぜん無口になった

ランキング参加中はてな文芸部 見た目はきれいな……金魚、の恋。~~~~~~~~~~~~~~~ とつぜん無口になった、口が重くなった。別れの時間が近づいていることを、ふたりの頭上にある月が告げていた。ときおり雲でかげりながらも、今夜の月明かりは…

[愛の横顔]~アイ・アム・アイアンマン~ (三十五)まあ、聞けよ。 

ランキング参加中はてな文芸部 「まあ、聞けよ。息子本人が買うっていうのなら、話は分かる。息子に頼まれているわけじゃない、と言うんだ。それがなんで、俺たちが買わなくちゃいけないんだ? まだ顔合わせもしていないんだぜ。それにだ、俺はもう現役じゃ…