昭和人の恋ものがたり

団塊世代の、じじいの妄想話です。

2024-01-01から1年間の記事一覧

水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百五十六)

自宅にもどり、千勢からきょうの武士を聞くにつれ、すやすやと眠っている武士を見るにつれ、小夜子のこころにまた、たゆたう想いがうまれた。

ポエム ~黄昏編~(愛・昇華)

ジュリエット 君の名はじゅりぇっと ロミオはどこだ ろみおはここにいる

小説・はたちの日記  二月十日  (雪):後

でその夜、やさしいチコのことばに促されて、チコを抱いた。 というより、抱いてもらった。 暖かいチコの胸のなかで、気持ちよく眠った。

奇天烈 ~赤児と銃弾の併存する街~ (十五)

「大体がですね。かけた相手については、なにも知らないことが多いんですよ。 適当な番号に電話をかけて、相手が老人だったり女性だったりしたときに、脅しをかけるんです。

[淫(あふれる想い)] 舟のない港 (六)いまが青春まっ盛りの

いまが青春まっ盛りのこのむすめを羨ましく思った。 しかしまた、無軌道すぎるむすめが哀れでもあった。

[ライフ!] ボク、みつけたよ!(十七)すみません、横道にそれすぎました。

すみません、横道にそれすぎました。 海地獄です。でもなんで海地獄なんですかね。

愛の横顔 ~RE:地獄変~ (二十一)ここで、坂田善三の備忘録を

ここで、坂田善三の備忘録を披露させてもらいます。

水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百五十五)

「ありがとう、徳子さん。でもね、あたし、もうすこし頑張ってみようとおもうの。 せっかく武蔵が起ち上げた会社でしょ? 武蔵の思いがいっぱいつまってる会社よ。

ポエム ~黄昏編~(光と闇)~ミカエルとルシファー~

低く垂れ込める どんよりとした雨雲を 鋭く抉り去り

小説・はたちの日記  二月十日 (雪):前

冷たい雪だった。 風もつめたかった。 けれども、外の方がまだ暖かい。

奇天烈 ~赤児と銃弾の併存する街~ (十四)

「ほかにも、架空請求というものがあります。 覚えのないことでの請求には、けっして応じないように。 まず警察に相談してください」

[淫(あふれる想い)] 舟のない港 (五)「結婚しょう!」

「結婚しょう!」と言いだすこともない日々をつづけ、その間いくどか中絶をさせた。 そして、「これ以上は母体に異常をきたし二度と子どもが産めなくなるよ」と、医者に注意された。

[ライフ!] ボク、みつけたよ! (十六)ビビったと言えば、

ビビったと言えば、わたしの息子もそうでした。 三歳か四歳だったと思います。名古屋の東山動物園に出かけた折のことなんですがね。

愛の横顔 ~RE:地獄変~ (二十)ですが、ことはそこで終わりは

ですが、ことはそこで終わりはしませんでした。 これからが本番ですよ、とばかりに 「申しわけありませんでした。初恋

水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百五十四)

いつもは小夜子の意に反することはしない武蔵だったが、このときばかりは 「すまん。それだけは勘弁してくれ。もう関係は切っている。

ポエム ~黄昏編~(Blue-night)

灼し闇き闇 四方八方 おほつかなし よしゑやし もれるおほうちの 灯りとて

小説・はたちの日記  十二月三十日  (曇り)

いま、ぼくが何処にいるか、わかるかい? 長い付き合いだったけれど、いよいよきみともお別れだ。 もう、きみに愚痴をこぼすこともなさそうだょ。

奇天烈 ~赤児と銃弾の併存する街~ (十三)

「いいかげんにしろ、こらっ! いくらなら払えるんだよ、こらっ!」 「いくらならだなんて、あなた。

[淫(あふれる想い)] 舟のない港 (四)いやいや、謝ることはない。

「いやいや、謝ることはない。時代の流れだろう、おそらく。 いまの若い人たちは解放されているからね。

[ライフ!] ボク、みつけたよ! (十五)坊主地獄は、あっという間に

坊主地獄は、あっという間にまわり終えました。 ご存じだと思いますが、泥がボコボコと盛り上がって、さながら坊主頭のごとくに見えることからの命名でした。

愛の横顔 ~RE:地獄変~ (十九)母親にしてみれば、

母親にしてみれば、まるで縁談話が持ち上がったかのような高揚感を持っていたようでした。 わたくしの本音を見透かされたような気がしまして、顔を赤くしていたかもしれませんわね。

水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百五十三)

幸いにも武蔵亡きあとの富士商会の業績はよい。 武蔵の号令一下で動いていた社員たちにも、さほどの動揺もなくすんでいる。 「自分で考え、判断し、動く」

ポエム ~黄昏編~(落 日)

花開く幻の都 その影をふるえる水面に映す

小説・二十歳の日記  十二月二十九日  (晴れ)

ビックリした、まったく。 半日で片づいた大掃除の後、 先輩と世間話をしていたところへ、

奇天烈 ~赤児と銃弾の併存する街~ (十二)

「ですから、あたし、田中じゃありませんて。 ひと違いなんですよ。ホントですよ」 弱々しくか細い声になってしまった。

[淫(あふれる想い)] 舟のない港(三)空になったコップを見つめながら、

空になったコップを見つめながら、少女は小さな声ではなしはじめた。 「じつはね、こんなこというと笑うかもしんないけど、あたい、まだバージンなんだ。

[ライフ!] ボク、みつけたよ! (十四)七時前に、コンビニに

七時前に、コンビニに立ち寄ることにしました。 眠くてたまらんのです。 普段ですと、夜の十時台にベッドに入ります。

愛の横顔 ~RE:地獄変~ (十八)もうとおい昔のように感じますが、

もうとおい昔のように感じますが、じつはつい先日なのです、はじめてお会いしたのは。 おそらくは、みなさまはお忘れでしょうがご経験があるはずでございますよ。

水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百五十二)

あいかわらず社員たちは、社長ではなくお姫さまと呼んでいる。 新しい経営者としての己を思いえがいていた小夜子にとって、あるいみ屈辱的呼称なのだが、いまは〝お飾りに過ぎないのだ〟と自覚している。

ポエム ~黄昏編~(みそひと)

吐く息の 凍りし窓辺 暖炉の火