昭和人の恋ものがたり

団塊世代の、じじいの妄想話です。

2015-12-13から1日間の記事一覧

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空~(十九)信号無視してでも、行けば良かった

やっとの思いで国道に辿り着いた。走行中の車はまばらではあったが、雪はシャーベット状になっていた。信号待ちの折に車から降りると、フロントガラスの雪を取り除いた。雪まみれになったコートを脱いで車に乗り込むと同時に、信号が青に変わった。